藤沢文学の世界
金峯山頂から見た鶴岡市街地
「海坂藩」の情景
藤沢周平が創作した架空の藩、「海坂藩」。
江戸から北へ120里、三方の山、一方を海に囲まれ、城下に五間川が流れる7万石の小藩で、江戸時代の鶴岡・庄内がモデルといわれています。
「海坂藩」が本文に明記されている小説は14篇ですが、五間川を思わせる川、城下の町並み、領国の豊かな自然、
食べものの描かれ方から「海坂藩」を彷彿する小説は、数多くあります。
「海坂藩」の情景からは、藤沢周平の心の中に生き続けた鶴岡・庄内の風景―「原風景」がうかがえます。
「海坂藩」の城下を流れ、濠の役目を果たす五間川(ごけんがわ)。
藤沢周平は、五間川は鶴岡市街地を貫流する内川をモデルにしたと語っています。
鶴岡市街地を流れる内川